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ヤマハ発動機・日高祥博社長に聞く「EVの先行き」 エンジンはなくならない:ヤマハ発動機の展望【後編】(3/6 ページ)
コロナ禍を追い風にして好業績を上げているヤマハ発動機。「電動アシスト自転車は欧州などからの注文が急増して生産が追い付かない状態」という日高祥博社長に、同社が得意とするパーソナルモビリティの展望やEV(電気自動車)の先行きなどを聞いた。
広がるマリンの購入者
――釣りやレジャーで船に乗るときに必要な小型船免許を取得するためのオンライン講習を受ける人が増え、富裕層向けだったマリン需要も拡大しているようです。その要因は何ですか。
コロナ禍によってリモートで働く機会も多くなり、外出ができない状況が続きました。土日に時間をどうつぶそうかと考える人も増えましたね。そこで、小型免許を取るためのヤマハボート免許教室の小型船舶免許オンラインコース「スマ免」が注目されています。
潜在的な釣りブームもあるので免許を取ろうとする人も増えているのではないでしょうか。もともとの分母が小さいので、ネットで少し増えればすぐに2、3割増加になります。免許を取った人には船に乗ってもらわなければならないので、次のステップを用意しないといけないと考えています。
マリンレジャーを楽しむのは日本ではアッパーミドル以上の富裕層が多い一方、米国では普通の家庭でも手が届きます。しかも今回は米国政府が助成金を出してくれたので、ボートを買う人が増えています。特にゆっくりと湖や川で楽しめるポンツーンボートが人気で、これに100〜200馬力の船外機がついています。日本でも富裕層の人は3密になる街ではなく海に出ようとする人も増えていて、豪華プレジャーボートを買っていただける人が増えています。マリン部門はコロナ前からも増えてはいましたが、コロナ禍でぐっと伸びています。
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