日産自動車は3月26日、東京・六本木にオープンする東京ミッドタウン内のデザインのための施設「21_21DESIGN SIGHT」に、同社のコンパクトカー「CUBE」をモチーフに製作した2台のオリジナルモデルを展示する。
「21_21 DESIGN SIGHT」は、デザインについて考える場所として創設された東京ミッドタウン内のエリアの1つ。デザイナーをはじめ、企業、職人やエンジニア、一般ユーザーといったデザインを取り巻くあらゆる人々と意見を交換し、デザインへの関心と理解をムーブメントとして育てていくことを目指しているという。
今回日産がこのエリアに展示するのは、独創的かつ斬新なデザインで新しい自動車デザインの価値観を定義したコンパクトカー「CUBE」をモチーフしたオリジナルモデル。その四角いフォルムや左右非対称なリヤデザインといった特徴を生かしながら、このエリアに自然に溶け込む展示アイテムとして製作している。
展示されるモデル2台のうち、「21_21Q・FOODS」と書かれた車体では、飲み物と軽食などを提供。また「21_21Q・GOODS」とプリントされた車体では、展覧会の関連グッズを扱う。モデルの車体デザインは日産のデザイン本部が行ない、車体に貼られたロゴマークのデザインは、この「21_21 DESIGN SIGHT」の3人のディレクターの1人であるグラフィックデザイナーの佐藤卓氏が担当した。
実際の車をモチーフに、このようなオリジナルモデルをデザインすることは同社として初めての試み。
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