フィアット オート ジャパンは4月2日、モーターショーで話題となり発売が待ち望まれていた最高級グランツーリスモカー「アルファ8Cコンペティツィオーネ」を日本で初披露した。
2003年のフランクフルトショー(コンセプトモデル)や2006年のパリサロンで披露され、アルファロメオファンだけでなく世界中のエンスージアストを魅了した「アルファ8Cコンペティツィオーネ」は、全世界限定でたった500台だけ生産された希少車。価格もスペシャリティーカーにふさわしく2259万円と破格だが、ファンにとっては「安い」という声も。熱心な“アルフィスタ”の多い日本には、本国イタリアと同数となる70台が割り当てられたが、そのすべてがすでに完売済みという。
ショーモデルをそのまま市販化した魅力的なフォルムは、レーシングカーに使われる軽量・高剛性のカーボンファイバー製「セル」を新開発して採用。従来の鋼板製ボディに比べて、軽量化・強度の面で約25%も向上しているという。
パワートレインは4891ccの90度V型8気筒エンジンを採用。最高出力は450馬力/7000rpm(最大トルク470N・m/4750rpm)で最高速度は290km/h。吸・排気系や燃焼室の最適化などにより、わずか2000rpmで最大トルクの80%を発生するというモンスターユニットだ。
マスコミ披露会が行われた東京・品川の会場では、明日3日から6日までの4日間「アルファ8Cコンペティツィオーネ」のプライベート展示会が日本の70人のバイヤーのためだけに開催される。見事に幸運を射止めたバイヤー70人は、この会場で最高級グランツーリスモカーのオーナーになれる幸せをゆっくりと味わい、オプションパーツの選択や契約の手続きを行ったりするという。
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