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デジカメ用「3D交換レンズ」をパナソニックが年内発売

» 2010年07月28日 17時29分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは7月28日、同社デジタルカメラ「LUMIX G」シリーズで3D撮影を可能とする交換レンズを2010年内に販売開始する予定であることを明らかにした。

photo 「LUMIX G」シリーズで3D撮影を可能とする交換レンズ(モックアップ)。レンズが2つ並んでいるのが見える

 3D画像を撮影できるデジタルカメラとしては、これまでレンズと撮像素子を2セット備える富士フイルムの「FinePix Real 3D W1」や、パノラマ撮影を応用したソニー「NEX-3/5」「DSC-WX5」「DSC-TX9」などが発表されているが、本レンズは鏡胴内に2つの光学系を搭載しており、レンズを交換するだけで、通常撮影と同様に3D画像を撮影できる。

 詳細は明らかにされていないが、鏡胴内に光学系を2つ搭載するという構造からビデオカメラ「HDC-TM750/650」用オプションの3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」と類似した構造になっているものと推測される。

photophoto 「HDC-TM750/650」用オプションの3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」の概略図(写真=左)、撮影した3D画像は3Dビエラで楽しめる(写真=右)

 対応機種は「LUMIX Gシリーズ」とされているだけで具体的な機種名は公開されていないが、本レンズを装着して撮影した3D画像を「3Dビエラ」など3Dテレビで楽しめるようになる。価格は未定だが、「VW-CLT1」(実売想定価格3万8000円前後)と同レベルの価格帯にて提供される見込みだ。

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