GfK Japan調べによる、デジタルカメラの販売ランキングをまとめた。コンパクトデジカメのクラスでは順位の入れ替えこそあったもののランクイン機種にかわりはなかったが、デジタル一眼のクラスではニコン「D3100」(レンズキット)が圏外からランクインし、先週10位だったオリンパス「E−PL1」(ダブルズームキット)がランク外となってしまった。
新たにランクインしたD3100(レンズキット)は、D3100にレンズ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」を組み合わせた製品。Amazon.co.jpでの実売価格は5万4800円(12月6日現在)だ(動画撮影でも追尾AF、フルHD対応の「D3100」)。
D3100は9月に販売が開始された製品で、既存モデル「D3000」からモニターに表示される案内に沿って操作するだけで利用者のイメージする写真を撮影できる「ガイドモード」などエントリークラスに求められる簡便性を引き継ぎながら、動画関連機能の向上や撮像素子の高画素化(D3000は有効1020万画素CCD、D3100は有効1420万画素CMOS)を進めている。
強化された動画機能は、1920×1080ピクセル/24fpsのフルハイビジョン動画撮影に対応しており、デジタル一眼の動画撮影機能で問題となるピント合わせについても、マニュアルとシングルAFサーボのほか、「常時AFサーボ」(AF-F)が用意されており、こちらを利用すればカメラが被写体を自動的に追尾してピントを合わせ続けてくれる。エントリーモデルながら、充実した機能を持つモデルといえる。
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