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デジタルならではの「容赦なさ」が楽しい――ペンタックス「K-5」(4/5 ページ)

» 2010年12月15日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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作例(1)

 まずは普通の作例からざっといく。使用したレンズはすべて「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF]DC WR」である。AF用モーターを内蔵した高倍率ズームで、レンズキットも用意されているもの。カスタムイメージは特に注記がない限りデフォルトの「鮮やか」だ。

photo カスタムイメージ「風景」で撮影。かなりくっきりときれいにうつる。シャープネスはやや強め。18mm 1/250秒 F7.1 ISO80
photo 紅葉を中望遠で。発色はこってり系。ISO感度アップポイントを「高速」側にセットしていたのでISO400となった。68mm 1/320秒 F5.6 ISO400
photo 室内でひらべったいオムレツを。+1.7の露出補正をかけてある。40mm 1/20秒 F4.5 ISO640
photo お店の前に並んでいた酒瓶と塩を、日差しが当たっていたのでハイライト補正オン/シャドー補正中で撮影。補正は強すぎずなかなかいい感じ。78mm 1/500秒 F5.6 ISO160
photo 日差しがあたっていた黄色いスクーターをハイライト補正オン/シャドー補正弱で撮影。60mm 1/1000秒 F4.5 ISO1000
photo カラフルなスニーカーをハイライト補正オン・シャドー補正弱で。135mm 1/40秒 F5.6 ISO160
photo 夕日を狙ってみた。ハイライト補正オン。さらに水平がきちんとでるよう自動水平補正もオンにして撮影。135mm 1/320秒 F6.3 ISO250 太陽光
photophoto JPEGで撮影したあとでRAW保存をかけた写真(写真=左)に、カメラ内現像機能でディストーション補正をかけてみた(写真=右)。撮ったとき、左端に移ってる影の糸巻き収差が気になったからあとで補正しようと思ったのだ。カメラ内RAW現像機能が充実しており、こういうことができるのは便利。135mm 1/320秒 F5.6 ISO400

 次は超高感度作例を3枚。

photo 暗かったので思い切りISO16000まで上げて撮った2匹の猫。ノイジーではあるけど、木陰のどんよりした感じが出ててわるくない。135mm 1/400秒 F5.6 -0.7 ISO16000 曇天
photo 続いて、夕暮れの木陰で草むらから顔を出した子猫を狙って見た。猫を撮るときはシャッタースピードを上げたいのでISO12800で。135mm 1/320秒 F6.3 -0.3 曇天 ISO12800
photo 低木の奥のすごく暗いところでじっとしてた子猫。あまりに暗いので思い切ってISO51200まで上げてシャッタースピードを確保して撮ってみた。暗部は大きくざらつくがディテールはがんばって残している。これはアリだ。135mm 1/200秒 F5.6 ISO51200

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