アドビシステムズは3月6日、RAW現像ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」の最新版「Adobe Photoshop Lightroom 4」を3月16日より販売開始すると発表した。直販サイト「ADOBE STORE」での販売価格は1万6800円で、アップグレードおよび乗換え/特別提供版は1万80円、アカデミックパックは6930円。
定評あるRAW現像機能については、トーン調整機能が大きく進化したことによってハイライトやシャドウのきめ細かな復元が可能となったほか、補正ブラシ機能が強化され、特定部分についてのみシャープやノイズ、モアレを調整可能となった。
新たに「ブック」モジュールが追加され、PDF出力可能なフォトブックを作成できるほか、「マップ」モジュールではジオタグの付加された写真データを地図にオーバーレイ表示させることもできる。デジタル一眼の動画撮影機能搭載一般化に伴い、動画編集機能も強化された。トリミングやフレーム抽出を行えるほか、静止画用の画像調整機能も多くが動画に対して適用できる。
対応OSはWindows Vista(SP2以降)またはWindows 7(SP1日本語版)、Mac OS X v10.6.8またはv10.7日本語版で、いずれのOS搭載機でも2Gバイト以上のメインメモリ、1Gバイト以上のHDD容量、インターネット接続などが必要とされ、HDビデオ編集機能の利用についてはデュアルコア以上のプロセッサーが推奨されている。
発売を記念し、Webサイト「GANREF」と連携して「634 ANGLES〜634アングルの東京新名所MAPプロジェクト」を開始する。都内各所を撮影した写真の投稿を受け付け、地図にマークしていくもので、GANREF会員がLightroomで保存した写真を投稿すると抽選で毎週1名にAdobe Photoshop Lightroom 4がプレゼントされる。
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