コンパクトデジカメランキングでは、キヤノンの高級コンパクト「PowerShot S110」が前回19位から9位にランクアップ。後継製品「PowerShot S120」の登場がまもなくとなり高級コンパクトながらも実売価格が低下しており、お買い得感が高い。
今回のランキングはお盆期間を抜けて秋モデルの発売をにらんだ動きとなった。その最たるものが、キヤノンの高級コンパクト「PowerShot S110」のランクアップで、前回19位から9位へと大きく順位を上げた。後継モデル「PowerShot S120」の販売開始が9月中旬と迫り、実売価格も3万円を切り2万円代後半まで下がったことからのランクアップと想像される。
後継モデル「PowerShot S120」はレンズのワイド端開放F値がF1.8とより明るくなり(S110はワイド端F2.0)、画像処理エンジンも新たに「DiGiC 6」を搭載している。撮像素子はS110と同じく1/1.7型 有効1210万画素高感度CMOSセンサーだが、新エンジンの搭載によって画質の向上を果たしたほか、5軸手ブレ補正やMP4記録など、細部にわたるブラッシュアップが施されている。そのほかにも「星空モード」「HDR」「背景ぼかし」といった撮影モードを新たに搭載している。
ただ、Wi-Fiやタッチパネル、鏡胴付け根のコントローラーリングといった特徴はS110から変化しておらず、S110でも十分に高画質な撮影を楽しめる。高級コンパクトとして定評ある「PowerShot S」シリーズだけに、型落ちで価格が下がった今が買い時という判断も十分に説得力があるといえる。
デジタル一眼ランキングでは、ニコン「D5200」(18-55VRレンズキット)がトップ10圏外からの再ランクイン。D5200についてはダブルズームキットが引き続きランクインしているほか、そのほかのランクイン機種の顔ぶれおよび順位に大きな変動は見られない。
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