シグマは10月16日、交換レンズ新製品「SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM」の開発発表を行った。発売日及び価格は未定で、シグマ、キヤノン、ソニー、ニコン用が用意される。
「Art」ラインに属する、35ミリフルサイズに対応した開放F値 F4通しのズームレンズ。手ブレ補正機構「OS」を搭載するほか、ズームリングをフロント側に配置することで鏡胴のスリム化も図った。インナーフォーカスの採用によってホールディング性にも配慮されている。
レンズ構成は14群19枚で、逆光のような強い入射光に対して影響を受けにくい設計としたほか、加えてスーパーマルチレイヤーコートによってフレアやゴーストの発生を低減している。
AFスピードの高速化と静音性を高めるHSM(超音波モーター)を搭載。AFアルゴリズムの改良で高速化を進めたほか、AFの後にピントリングで微調整を手動で行うフルタイムマニュアルも行える。
FOVEONセンサーを用いたMTF測定器「A1」による全数検査を経て出荷されるほか、将来的なカメラボディ変更が可能な「マウント交換サービス」にも対応する。
最短撮影距離は45センチ、最大倍率は1:4.6。フィルターサイズは82ミリ径で、サイズは88.6(最大径)×109.4(全長)、885グラム(以上、数値はすべてシグマ用)。
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