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» 2013年12月18日 10時31分 公開

ニコン党待望、メカニカル操作を極めたフルサイズ一眼――ニコン「Df」 (3/4)

[永山昌克,ITmedia]

視野率100%のペンダプリズムファインダーを搭載

 撮影モードは、P(プログラムオート)、A(絞り優先オート)、S(シャッター優先オート)、M(マニュアル露出)の4モードに対応する。シーンモードや動画モードは非搭載となる。無駄な機能を省き、シンプルに写真を撮ることに専念できる潔さが魅力だ。

 電源オンからの起動時間は約0.14秒で、レリーズタイムラグは約0.052秒、最高での連写速度は約5.5コマ/秒にそれぞれ対応する。同じイメージセンサーとエンジンを搭載したフラッグシップ機「D4」には劣るものの、いずれもフルサイズ機として優秀な値であり、レスポンス面にストレスを感じることはほぼない。

photo エプロン部には、ブラケティングボタンやAFモードボタン、フォーカスモードセレクターを搭載する

 ファインダーは倍率0.7倍、視野率100%のペンダプリズムを装備する。広い視野で被写体を気持ちよく確認できるファインダーだ。AFシステムについては、同社のエントリー向けフルサイズ一眼レフ「D610」から継承したマルチCAM4800オートフォーカスセンサーモジュールを搭載し、最大39点の測距点が利用できる。今回の試用では、キットに付属する単焦点レンズを使ったが、多少薄暗いシーンでもてきぱきと作動するAF性能を体感できた。

photo 絞り優先AE(F5.6 1/40秒)露出補正:-2.3 ISO200 WB:晴天 焦点距離:50mm

 機能面でユニークなのは、非CPUレンズでの撮影に対応すること。レンズ情報をカメラに設定し、絞り優先AEまたはマニュアル露出での撮影ができる。また、非CPUレンズで非Ai方式のレンズを使用する際は、マウント部には露出計連動レバーを押し上げてから装着する。

photophoto FnボタンやPvボタンなどは、その割り当て機能の変更ができる(写真=左)、コマンドダイヤルの回転方向の変更など、操作性を細かくカスタマイズできる(写真=右)
photophoto 画像編集メニューでは、さまざまなフィルター効果や画像合成などが選べる(写真=左)、これまでの同社製品と同じく、カメラ内RAW現像機能も充実している(写真=右))
photo 絞り優先AE(F5.6 1/3200秒)露出補正:-0.6 ISO100 WB:日陰 焦点距離:50mm
photo 絞り優先AE(F1.8 1/250秒)露出補正:+1.3 ISO100 WB:オート 焦点距離:50mm
photo 絞り優先AE(F5.6 1/250秒)露出補正:-1.6 ISO400 WB:オート 焦点距離:50mm

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