デジタル一眼ランキングの1位は前回と変わらず、キヤノン「EOS Kiss X5ダブルズームキット」で、2位にはニコン「D5200 ダブルズームキット」が続く。3位には前回4位だったキヤノン「EOS M ダブルレンズキット」が入り、大きな顔ぶれの変化はない状況となっている。
ただ、5位には「EOS Kiss X5 EF-S18-55 IS 2」(いわゆる標準ズーム1本付属のレンズキット)が18位からのランクアップで登場している。定番モデルの低価格キットという位置づけなので、集計時期(4月7日〜13日)から考えるに、入学式需要に応えてのランクインかと想像される。
このように定番が強く顔ぶれの変化に乏しいデジタル一眼ランキングだが、傾向としてはコンパクトデジカメランキングも変わらない。ただ、昨年秋から長く人気を誇っていたソニー「DSC-WX300」はモデルチェンジの影響もあってかランキングを3位に落としており(今春モデルのWX350が登場している)、今年の春モデルであるキヤノン「IXY 120」が首位を奪っている。
コンパクトデジカメランキング全体を見渡すと、まず「低価格」、次に「高倍率ズーム」の2要素が要望して強いことが浮かび上がる。しかし、価格については、必ずしも他のランクイン製品と比べて低価格と言い切れないモデル(カシオ計算機「EX-ZR1100」やキヤノン「PowerShot SX700 HS」など)も姿を見せており、“どうせ買うならより付加価値のあるモデルを”という需要に応えていることが分かる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR