リコーイメージングのブースでは、1年前に開発発表されたフルサイズセンサー搭載の「PENTAX K-1」をまずは見ておきたい。4月下旬に発売予定のK-1だが、タッチ&トライコーナーが用意されている。K、KA、KAF、KAF2、KAF3の歴代マウントがすべて利用できる(一部機能に制限があるものも)だけあって、ファン垂ぜんの1台だろう。
タッチ&トライコーナーの横には、K-1のカットモデルやスケルトンモデルなども展示されているので、忘れずにチェックしておきたい。
オリンパスブースでは、発売が目前(2月26日)に迫った「PEN F」がいち早く体験できる。キットレンズの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」はもちろん、別のレンズを付けて体験することも可能だ。予約も非常に好調だという。
また、同じく2月26日に発売する「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」も必ず見ておきたいレンズ。オリンパス製の交換レンズとしては初めてレンズ内に手ブレ補正機構を備え、ボディ側の5軸手ブレ補正と連動して「5軸シンクロ手ブレ補正」として動作する手ブレ補正は非常に強力だ。また画質の高さも群を抜いていると、先行してレビューしたプロフォトグラファーらに早くも評判になっている。希望小売価格が40万円弱と、価格似も目を見張るが、35mm判換算で600mm相当のレンズを手持ちで振り回せる体験はそうそうできない。
「α7」シリーズのアップデートはなく、直前に発表されたのがミッドレンジモデルの「α6300」だったこともあって、事前の盛り上がりは他社ほどではないが、新開発のセンサーを採用した4D FOCUSは一見の価値ありだ。もともとソニーのαシリーズはAFが速いのがウリだが、さらなる高速化と高感度対応を実現しているのがポイント。425点の全面位相差AFセンサーがどういった動きをするのか、ブース内を飛び回るタカのおもちゃで体験できる。
また、高速・高精細・高感度化するセンサーの性能を極限まで引き出すことを目的に新設計された「G MASTER」シリーズのレンズもブース内で一足早く体験できるので探してみてほしい。「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」「FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)」「FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)」の3本だ。単焦点レンズ、ズームレンズ、望遠レンズのコーナーに分散して配置されていて数は少ないが、試し撮りできる機材が用意されている。
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