特集
honto pocket――大日本印刷:電子書籍端末ショーケース
古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。今回は、大日本印刷がhontoブランドで展開する5インチのE Ink電子ペーパー端末「honto pocket」を紹介。
製品概要
大日本印刷がhontoブランドで展開する5インチのE Ink電子ペーパー端末。あらかじめコンテンツを収録した状態で販売されるため、インターネットへの接続や会員登録などをいっさい必要とせず、購入して電源をオンすればすぐに読書が楽しめるという、初心者にやさしい製品であることを前面に押し出していることが特徴。
hontoブランドを冠しているが、通信機能はもちろん外部機器との接続インタフェースを一切持たず、コンテンツの追加および削除がいっさいできない仕様となっており、電子書店のhontoとも連携しない。最大で文庫本100冊までの電子書籍を収録できるとされており、初回発表時点では収録コンテンツが異なる7種類の製品がラインナップされる。価格は収録コンテンツによって異なり、9800円〜7万4800円と幅がある。
駆動には単三電池2本を用いるため、本体下部は電池ボックスの厚みがあり、下部が膨らんだ構造になっている。タッチ操作には対応せず、本体下部の左右ボタン、およびホームボタンを用いてすべての操作を行う。本体色はホワイトのみ。当初は丸善およびジュンク堂の一部店舗でのみ販売となる。
スペックで見る「honto pocket」
メーカー | 大日本印刷 |
---|---|
国内発売時期 | 2014年12月 |
発売時価格 | 9800円〜7万4800円 |
専用/汎用 | 専用 |
OS | 不明 |
OSバージョン | v.20140620 |
サイズ(※最厚部) | 112.5(幅)×144(奥行き)×21(高さ)ミリ |
重量 | 約130グラム(電池含まず) |
解像度 | 600×800ドット |
ディスプレイ | 電子ペーパー(E Ink) |
カラー/白黒 | モノクロ16階調 |
画面サイズ | 5インチ |
通信方式 | なし |
Bluetooth | なし |
内蔵ストレージ | 不明 |
メモリカードスロット | なし |
バッテリ持続時間(メーカー公称値) | 1ページ30秒表示で約3000ページ以上 |
タッチ操作 | 非対応 |
対応フォーマット | 不明 |
コネクタ | なし |
電子書籍ストア | なし |
その他 | 価格は収録コンテンツにより異なる |
最終更新日:2015年1月26日
写真で見る「honto pocket」
関連記事
- バンドル型だからビギナーにもやさしい、大日本印刷の「honto pocket」を使ってみた
12月11日に大日本印刷が販売を開始した「honto pocket」。コンテンツはあらかじめインストールされており、電子書籍リーダーに不慣れな人でも扱いやすい製品となっている。 - コンテンツをバンドルした専用端末「honto pocket」、12月11日発売
『アガサ・クリスティー全集』などをあらかじめバンドルした売り切りモデル。意外とお高め? - PRS-950――Sony Corporation
米Sonyの「Reader」5代目となるモデルの1つ「PRS-950」。 - PRS-900――Sony Corporation
米Sonyの「Reader」4代目となるモデルのひとつ「PRS-900」。 - PRS-T3S――ソニー
ソニーの電子書籍端末「Reader」の第4世代に当たる「PRS-T3S」。 - PRS-300――Sony Corporation
米Sonyが2009年に北米地域で販売した「PRS-300」。 - DD-1――ソニー
ソニーが1990年代に国内販売していた電子ブックプレーヤー「DATA Discman」シリーズの第1号機。 - DATA Discman――ソニー
ソニーが1990年代に国内販売していた電子ブックプレーヤー「DATA Discman」。 - PRS-500――Sony Corporation
米ソニーの電子書籍端末「Reader」で初代モデルに当たる「PRS-500」。 - PRS-505――Sony Corporation
米ソニーの電子書籍端末「Reader」の2代目モデルに当たる「PRS-505」。 - PRS-700――Sony Corporation
米ソニーの電子書籍端末「Reader」の3代目モデルに当たる「PRS-700」。 - PRS-T1/G1――ソニー
ソニーの電子書籍端末「Reader」の3代目に相当するモデル。 - PRS-T2――ソニー
ソニーの電子書籍端末「Reader」の3代目に相当するモデル。 - Reader Touch Edition――ソニー
- Reader Pocket Edition――ソニー
- LIBRIe EBR-1000EP――ソニー
ソニーが2004年に発売した「LIBRIe EBR-1000EP」。 - Kindle Fire HD 7――Amazon
Amazonの「Kindle Fire」ファミリー(2013年モデル)のローエンドモデル。 - Kindle Fire HDX 8.9――Amazon
「Kindle Fire」ファミリーの大画面上位モデル。 - Kindle Fire HD 8.9――Amazon
「Kindle Fire」ファミリーの中でもっとも大きな8.9インチの画面を持つモデル。 - Kindle Fire HD――Amazon
Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」ファミリーの上位モデル。 - Kindle Fire(第2世代)――Amazon
Amazonのカラータブレット「Kindle Fire」(第2世代モデル)。 - Kindle Fire――Amazon
Amazon.comが2011年11月に発売した7インチカラータブレット。 - Kindle Paperwhite(2013)――Amazon
Amazon.comの電子書籍端末「Kindle Paperwhite」の第2世代モデル。 - Kindle Paperwhite/Kindle Paperwhite 3G――Amazon
Amazonが国内発売を開始した電子書籍リーダー端末「Kindle Paperwhite」。 - Kindle(1st generation)――Amazon
Amazonの電子書籍リーダー端末「Kindle」、その初代モデル。 - Kindle 2――Amazon.com
Amazonの電子書籍リーダー端末「Kindle」の第2世代に当たるモデル。 - Kindle 3G+Wi-Fi、Kindle Wi-Fi――Amazon
Amazonの電子書籍リーダー端末「Kindle」の第3世代に当たるモデル。 - Kindle DX――Amazon
Amazonの電子書籍リーダー端末「Kindle」の大画面モデル。 - Kindle(第4世代)――Amazon
Amazonの電子書籍リーダー端末「Kindle」の第4世代に当たるモデル。 - Kindle Touch/Kindle Touch 3G――Amazon
Amazonが2011年9月末に発表したタッチスクリーン採用のモデル。 - Kobo Wireless eReader――Kobo
Koboが北米を中心に販売していた第2世代の電子書籍リーダー端末「Kobo Wireless eReader」。 - Kobo Vox――Kobo
Koboが最初にリリースしたカラータブレット「Kobo Vox」。 - Kobo Arc――Kobo
「Kobo Vox」の後継タブレット。 - Kobo Aura――楽天
フラットスクリーンが特徴の「Kobo Aura」。 - kobo Aura HD――楽天
楽天子会社のKoboが販売する6.8インチの「kobo Aura HD」 - kobo mini――楽天
楽天子会社のKoboが販売する5インチの電子ペーパー端末「kobo mini」。 - kobo glo――楽天
楽天子会社のKoboが販売するフロントライト搭載の「kobo glo」。 - kobo Touch――楽天
楽天グループのKoboが7月に国内販売を開始した「kobo Touch」。 - Kobo eReader Touch Edition――Kobo
楽天が買収を発表したKoboが販売していた「Kobo eReader Touch Edition」。 - NOOK HD+――Barnes & Noble
米書店大手Barnes & Nobleの9インチタブレット。 - NOOK HD――Barnes & Noble
米書店大手Barnes & Nobleの7インチタブレット - NOOK Simple Touch――Barnes & Noble
米書店大手Barnes & Nobleの電子書籍端末「NOOK Simple Touch」。 - NOOK Tablet――Barnes & Noble
Barnes & Nobleが2011年11月に発売した7インチカラータブレット「NOOK Tablet」。 - NOOK 3G+Wi-Fi、NOOK Wi-Fi――Barnes & Noble
Barnes & Nobleが2009年に市場投入した初代NOOK。 - NOOK Tablet――Barnes & Noble
米書店大手Barnes & Nobleが2011年11月に発売した7インチカラータブレット「NOOK Tablet」。 - iPad Air――Apple
従来モデルに比べて約200グラム軽くなったボディが特徴 - iPad mini Retinaディスプレイモデル――Apple
7.9インチ画面を採用した「iPad mini」の高解像度モデル - iPad mini――Apple
7.9インチ画面を採用したApple iPadの小型モデル「iPad mini」。 - iPad――Apple
米Appleが発売し、タブレット端末ブームの火付け役となった「iPad」。 - iPad2――Apple
Appleのタブレット「iPad」の第2世代に当たるモデル。軽さも特徴。 - iPad(第3世代)――Apple
Appleのタブレット「iPad」の第3世代に当たるRetinaディスプレイ搭載モデル。 - Cybook Odyssey――Bookeen
フランスBookeenが販売する電子書籍リーダー端末。 - BookPlace MONO――東芝
東芝の電子書店「BookPlace」専用E Ink端末。 - MeMO Pad ME172V――ASUS
イーブックイニシアティブジャパンとのコラボも話題になったASUSTeK製の7インチカラータブレット。 - BookLive! Reader Lideo(BL-121)――BookLive
「BookLive!」専用のE Ink電子ペーパー端末。 - Nexus 7――Google
GoogleのNexusシリーズとしては初めてのタブレット端末。 - ISTORIA(イストーリア) WZR-6B――ウェイズジャパン
ウェイズジャパンが販売する6型電子ペーパー搭載の電子コミックリーダー「ISTORIA WZR-6B」を取り上げる。 - GALAPAGOS ホームモデル――シャープ
シャープが2010年に国内市場へ投入したメディアタブレットのホームモデル。 - GALAPAGOS モバイルモデル――シャープ
シャープが2010年に国内市場へ投入したメディアタブレットのモバイルモデル。 - GALAPAGOS A01SH――シャープ
イー・モバイルブランドで販売されたシャープの「GALAPAGOS A01SH」。 - DATAPRESS――パナソニック
松下電器産業(現:パナソニック)が1990年代に国内販売していた電子ブックプレーヤー「DATAPRESS」。 - ΣBook(シグマブック)――パナソニック
松下電器産業(現:パナソニック)が2004年に発売した「ΣBook」。 - Words Gear(ワーズギア)――パナソニック
松下電器産業(現:パナソニック)が2006年に発売した「Words Gear」。「ΣBook」の後継機に当たるモデル。 - UT-PB1――パナソニック
楽天の電子書籍ストアを利用できるパナソニックのAndroidタブレット「UT-PB1」。 - REGZA Tablet AT700(AT700/35D)――東芝
- GALAXY Tab SC-01C――Samsung電子
Samsung電子製のAndroidタブレット「GALAXY Tab SC-01C」。 - XOOM Wi-Fi TBi11M――MOTOROLA
国内では2製品目のAndroid 3.0搭載タブレットとなった米MOTOROLAの「XOOM Wi-Fi TBi11M」。 - Optimus Pad――LGエレクトロニクス
国内では初となるAndroid 3.0搭載タブレットとして注目を集めたLGエレクトロニクスの「Optimus Pad」。 - FLEPia(フレッピア)――富士通フロンテック
富士通フロンテック製のカラー電子ペーパー端末「FLEPia」。 - biblio Leaf SP02――KDDI
KDDIが2010年に国内市場へ投入した「biblio Leaf SP02」。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.