システム基盤BladeSymphonyを体感すべく、日立製作所は実機を基にシステム検証・評価が行える施設を東京・品川に開設する。
日立製作所は20日、東京・品川イーストワンタワーに開設されている施設「ハーモニアス・コンピテンス・センター」をアップデートし、BladeSymphonyを中核としたシステム検証と評価が2005年1月4日から可能になることを発表した(BladeSymphony関連記事)。
BladeSymphonyが加わることで、ハーモニアス・コンピテンス・センターは、同社のHAシリーズ、ISV/IHV実機サーバ各種との接続検証も可能な総合スペースとなる。すでに、同コンセプトでのコンピテンス・センターは、英国ロンドンと米国カリフォルニアにも開設されており、海外との機器連携検証も可能という。
会見では、BladeSymphony上で実演する自律回復、電源断によるノード障害発生時の自動復帰、セキュリティパッチの動的適用(ローリングアップデート)のデモが行われ、同システム上で稼働するJP1やCosminexusなどの優位性が示された。
ハーモニアス・コンピテンス・センターは、同社が2002年12月に発表した「Harmonious Computing」を実際に見て触れることができるよう開設されたもの。来たるユビキタス社会を見据え、ビジネスとITの関わり、そして生活を結びつける社会形成を実現する新事業コンセプト「uValue」が体感できるようになっている。
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