IBMとFreescale、Power普及促進で協力

Powerアーキテクチャの普及促進を目指すPower.orgに、自動車やネットワーク製品向けの半導体を手掛けるFreescaleが加わった。

» 2006年02月07日 08時39分 公開
[ITmedia]

 米IBMは2月6日、Powerアーキテクチャの普及促進を目指すPower.orgのコミュニティーにFreescale Semiconductorが設立メンバーとして加わったと発表した。Power.orgにはこれまでに約41社と1万のデベロッパーが参加している。

 FreescaleはPower.orgメンバーと協力して、家電からエンタープライズ/工業アプリケーションまで幅広いプラットフォームに利用できるシームレスで互換性のある命令セットアーキテクチャの強化に当たる。

 Freescaleは1993年以来、ライセンシーとしてPowerPCコアと製品の開発に携わり、自動車、家電、ネットワーキング、ストレージ、工業機器といった分野でPowerアーキテクチャを普及させてきた。

 同社によれば、Powerアーキテクチャベースのチップを採用した自動車は世界で2007年までに50%近くに達する見通し。FreescaleはPowerベースの車載用マイクロコントローラでこれに貢献しているという。

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