Oracleは、Oracle Fusion Middlewareでサービス指向アプリケーションを構築/管理/セキュア化するためのオープン標準のサポートの拡張も発表した。
同社によると、データ主体型アプリケーションの開発を簡素化するために、Java Server Faces、Apache Struts、Java Persistence Architecture、EJB 3.0、Service Data Objects、REST、Spring Framework 2.0をサポートするという。
またOracleは、コンポーネント指向のSOAインフラ/アプリケーションにも対応すべく、Java API for XML RPC、Java API for XML Web Services、Services Component Architecture、XML Query、XPath、XSLT、Java Business Integration、Business Process Execution Language 2.0、Business Process Modeling Notation、Business Process Domain Metamodel、WS-Policy、WS-Distributed Management、WS-Reliable Messaging、WS-Addressing、WS-Eventingをサポートする。
さらにOracleは、AJAX(Asynchronous JavaScript and XML)、RSS、Adobe Flashなどもサポートする。また、SIP(Session Initiation Protocol)、ParLAY Web Services、IMS(IP Multimedia Subsystem) 、Java API for Internetworkingなど、通信、医療、小売り、ハイテクの各分野の主要な業界標準をサポートする。Electronics Product Code(EPCGlobal)for RFID, ebXML(Electronic Business Markup Language for XML)、HL7、RosettaNet、EDI X12、EDIFact、EDI AS/2(EDI over the Internet)などの主要技術もサポートする。
Oracleのサーバ技術部門のトーマス・クリアン上級副社長は、「われわれは常に、Oracleの製品戦略の中心に標準を据えてきた。当社の顧客は、自社のIT環境でシンプルさと選択肢と相互運用性を求めているからだ」と発表文で述べている。
また今回のカンファレンスでOracleは、「Oracle Developer Depot」を発表した。これは、Java開発者が学習やプロトタイプの作成に際してJavaアプリケーションの検索/構成/プロビジョニングを行うのを容易にするプロダクティビティツールであり、無償でダウンロードできる。
同社によると、Oracle Developer Depotでは、コードの再利用と開発プロセスの簡素化を促進するために、AJAX、Spring 2.0 Framework、RSSなどのポピュラーなWeb2.0の技術を利用するという。
OracleのJavaプラットフォームグループのスティーブン・ハリス副社長は、「Oracle Developer Depotを利用すれば、クールで便利なJavaアプリケーションを素早く簡単に見つけ、ワンステップでダウンロードしてインストールすることができる」と発表文で述べている。
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