日本大学がGoogle Apps採用、学生10万人のコミュニケーション基盤に

日本大学は、約10万人の学生向けサービスとして「Google Apps Education Edition」を採用した。

» 2007年04月03日 21時55分 公開
[ITmedia]

 日本大学は、Googleが提供するWebアプリケーションサービス「Google Apps Education Edition」を採用した。

 Google Apps Education Editionは、Googleが2月に発表したWebベースのアプリケーションサービス「Google Apps」の教育機関向けバージョン。Webブラウザ上から電子メールの「Gmail」のほか、スケジュール管理、ワープロおよび表計算、メッセンジャーといった機能を利用できる。

 運用は日本大学独自のドメインで行い、「NU-MailG」というシステム名称で提供される。また、スタートページを学生それぞれの「マイポータル」として利用し、既存システムと連携する計画だ。例えばスケジュール管理の「Google Calendar」を通じて、奨学金の締め切り日や授業科目の変更に関する情報などを把握できるようにするといった利用法が考えられている。

 日本大学では当初、7学部約3万人の学生を対象にGoogle Apps Education Editionを提供。最終的には全学部の学生、約10万人に適用する計画という。将来的には、卒業生も含めた約50万人を対象としたコミュニティのベースとして、Google Appsを活用したサービス提供も計画しているという。

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