運用管理の表ワザ裏ワザ――JP1編ゴールデンウィーク突入!集中講座(2/2 ページ)

» 2007年04月28日 08時00分 公開
[日立情報システムズ 産業情報サービス事業部,ITmedia]
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JP1イベントに対する手順などを表示したい

JP1統合管理のガイド機能を利用しよう

 JP1統合管理で業務処理の監視を行っています。JP1ジョブ管理を利用して業務運用を行なっていますが、ジョブ異常時の処理や保留しているジョブの解除時期(条件)を指示書として管理しているため、指示書の保管やジョブと指示書の確認など作業が煩雑となっています。イベントコンソール上で簡単に確認できないでしょうか。(対象製品:JP1/Integrated Manager - Central Console、JP1/Integrated Manager-View、JP1/Base)

 JP1統合管理の「ガイド機能」を使用すれば、ジョブ異常終了時の対処方法や保留解除の確認方法などを「イベント詳細」ウィンドウに「ガイド」として表示できます。

ガイド機能表示例

 これにより、オペレータはイベントコンソール上に表示されたメッセージから「イベント詳細」を選択するだけで対処方法などを簡単に確認できます。

 ガイド機能は、JP1イベントとガイド内容の対応をJP1イベントの属性値で設定できますので、ジョブごとにガイドの内容を変えることができます。

 JP1イベントとガイド内容の対応付けは,「イベントガイド情報ファイル」で定義します。そして、ガイド内容は,「イベントガイドメッセージファイル」として「イベントガイド情報ファイル」とは別のファイルで管理でき、頻繁に対処内容が変わる場合でも対応できます。

 ジョブの実行保留イベントに対するガイド機能の設定例を次に示します。

このコンテンツは、サーバセレクト2006年6月号に掲載されたものを再編集したものです。※マニュアルを参照して各自の責任で実装、実施してください。


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