先進の携帯電話活用術富士通フォーラム 2007 モバイルリポート(2/2 ページ)

» 2007年05月21日 01時00分 公開
[國谷武史,ITmedia]
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POPと電子マネー機能の連携

 タッチパネルと50型PDPディスプレイを搭載した大型電子POPシステム「UBALL」は、FeliCa対応の携帯電話(またはICカード)と連動して、消費者に最適な情報を提供することができる。

 UBWALLには、FeliCa対応携帯電話機に店舗やキャンペーン情報、電子クーポン、ポイントなどを配信するFeliCaポートが4機搭載されている。ユーザーは、携帯電話機をポートにかざすだけで情報やクーポンを取得することができる。

UBWALL

 顧客情報システムとUBWALLを連動させれば、ユーザーが携帯電話機をポートにかざした際に入手するFeliCaのID番号などから登録顧客データを照合させて、個々のユーザーに合わせた情報を提供することも可能になる。また、ユーザーがUBWALLからどのような情報を入手したのかをフィードバックすることで、1人1人のユーザーの詳細な消費行動分析などにも利用できる。

 4つFeliCaポートでは、ポート1つずつに異なる情報を配信するように設定して、ユーザーが欲しい情報を4つのポートから選んで取得するといった利用ができる。また、4つのポートで同じ情報を配信すれば、最大4人のユーザーが同時に情報を取得できるため、柔軟に配信方法を変えられるのもUBWALLの特徴となっている。

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