SEから女性シンガー転身、支援する秘密の集まりとは会社を辞めよ、シャバへ出よう(2/5 ページ)

» 2008年02月09日 00時00分 公開
[怒賀新也,ITmedia]

アクセンチュアOB・OGの人脈網

 花乃ルサカを応援する組織があるという。アクセンチュアのOB・OGのみが入会できるメーリングリスト「ex-ac」だ。1997年の発足から現在まで、登録利用者は1300人を超え、1日に20〜30件の投稿がある。

アクセンチュア卒業生のメーリングリストを活用。2月11日に南青山MANDALAで開催する花乃ルサカのワンマンライブについてももちろん告知した

 メーリングリストを開設した小澤健三さんは「いわゆる“組織”にしたくなかった」と話す。メールには基本的に何を書いても自由。「こんな人を募集しています」「独立してレストランを開業しました」など、ビジネスの世界で積極的に活動する「アクセンチュア卒業生」のパワーが集まる。小澤さんが取材を積極的には受けないようにしていることから、メーリングリストの存在は広くは知られていない。

 小澤さんには「過去の思い出を振り返る場ではなく、新しいものをつくる人の情報が集まる場所にしたい」という思いがある。アクセンチュアの在籍期間や役職などはまったく関係のない「フラットな世界がそこにある」という。

清水さんが身につけるのは花乃ルサカの「うたのブレス」。売上の一部をチャリティーに寄付するという。学校に行けない子供たちのための教育資金になる

 花乃ルサカとして活躍する清水さんも、迷うことなくこのメーリングリストを活用した。「明日、丸の内でランチライブやります」というメールを見て、多くの人が駆けつける。小澤さんも「メーリングリスト全体で花乃ルサカを応援している」と笑う。

 「捨てる神あれば拾う神あり」というが、退職した会社がその後もずっと「刑務所」とは限らない。万が一会社を辞めるにしても、次につながる何かがないか、十分に確かめておきたいものである。

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