大和証券はフィッシング詐欺対策などを目的として、オンライントレードに同証明書を導入した。
日本ベリサインは5月26日、大和証券がEV SSL証明書「ベリサイン グローバル・サーバID EV」を採用したと発表した。
大和証券は5月25日に、フィッシング詐欺対策などを目的として、インターネットで株式売買の取引ができる「ダイワのオンライントレード」に同証明書を導入した。
EV SSL証明書はSSLサーバ証明書より厳格な認証を得て発行する証明書。WebブラウザからEV SSLサーバ証明書を導入したWebサイトにアクセスすると、ブラウザのアドレスバーが緑色に変わる。ユーザーはアクセスしたWebサイトが正規のサイトであるかを視覚的に確認できる。アドレスバーにはWebサイトを運営する企業や認証ベンダーの名称を表示するため、オンライン取引の相手を確認できる。
日本ベリサイン、元NTTの古市克典氏を社長兼COOに選任
必要なのは「認証の信頼」――VeriSignトップが語る事業戦略の今後
5000サイト以上で採用の強化版SSL、コンシューマー分野にも訴求を――VeriSignキャラン氏
「Generation Vが満足できるセキュリティ対策が要」――VeriSignビゾス氏Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.