昭和女子大、在学生向けポータルにEV SSL証明書を採用フィッシング詐欺対策で

昭和女子大は学校法人で初めてベリサインのEV SSL証明書を採用した。

» 2008年06月17日 19時43分 公開
[ITmedia]

 昭和女子大学が在学生向けのポータルサイト「UP SHOWA(アップ・ショウワ)」に、ベリサインのEV SSL証明書「ベリサイン グローバル・サーバID EV for Mobile」を採用した。ベリサインが6月17日に発表した。この証明書は携帯電話でも利用できる。 

 昭和女子大は4月に、履修情報などを提供する在学生向けのポータルサイトを開設した。構内のPCからだけでなく、自宅のPCや携帯電話からも閲覧できる。新入生のセキュリティ知識のばらつきを懸念し、フィッシング詐欺被害を未然に防ぐためにサイトのセキュリティ強化に踏み切った。

 セキュリティ強化のために、EV SSL証明書を導入した。携帯電話でも利用でき、視覚的に分かりやすいことが導入の理由だった。EV SSL証明書では、ブラウザのアドレスバーが緑色に変わることで、認証されたWebサイトであることが視覚的に分かる。昭和女子大は、EV SSL証明書を導入することで在校生のセキュリティ意識の向上につながると期待している。

過去のニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ