POSデータを収集して販売の分析ができるソフトウェアをあらかじめ組み込んだ製品を、NTTソフトウェアが販売する。
NTTソフトウェアは9月11日、POS(販売時点情報管理)データを活用して販売分析ができる製品「InfoCabina POSデータ分析パック」の提供を、9月17日に開始すると発表した。
同製品は、複数店舗のPOSデータを集計して分析できるツール。販売分析に必要なテンプレートを搭載しており、「エリア」や「併売」といった指標で販売の状況を分析し、図やグラフを用いて表示する。
ウイングアーク テクノロジーズのビジネスインテリジェンスツール「Dr.Sum EA」などのソフトウェアをあらかじめサーバにインストールし、製品として提供する。導入後すぐにデータを分析できるのが特徴だ。
価格は、「InfoCabina POSデータ分析パック 基本セット」が950万円から、指標値の推移や異常を発見できるコックピット画面を提供する「InfoCabina POSデータ分析パック マネジャーセット」が1350万円から。オプションとして、コンサルティングやカスタマイズなどのサービスも提供する。
中堅規模の小売業や飲食業を中心に製品を販売し、今年度に「InfoCabina」シリーズの売り上げ2億円を目指す。
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