GUI全盛の時代にあっても、コマンドラインが利用できれば便利な場面が多いのも事実だ。本連載では、スーパーユーザーを目指すあなたのためにWindowsのコマンドラインを1つずつ解説していく。今回はperfmonだ。
タスクマネージャはCPUの使用率をグラフ化して表示するが、Windowsのパフォーマンスモニタでは、より詳細なCPU情報や、ローカルディスク、ネットワークの使用率など各種情報をリアルタイムにトラッキングできる。
パフォーマンスモニタはWindowsに標準装備されているが、メニュー登録されず、コントロールパネルの「管理ツール」→「パフォーマンス」で起動できる。また、Windows XP/Server 2003に含まれるパフォーマンスモニタでは、Windows NT4.0形式のファイル(.pmc、.pmr、.pma、.pml)を変換する機能も備えている。
オプション | 使用例 | 詳細 |
---|---|---|
なし | perfmon | パフォーマンスモニタの起動 |
旧設定ファイル名 /htmlfile:新設定ファイル名 | perfmon.exe oldlog.pml/htmlfile:newlog.htm | Windows NT 4.0形式のファイルをWindows XP/Server 2003のパフォーマンスモニタ形式に変換する。使用例では、oldlog.pmlをnewlog.htmに変換している |
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