クラスキャット、中小企業/ISP向けのスパム対策アプライアンスを発売総務省ガイドラインに準拠

クラスキャットは、センドメールのスパム対策ソフトウェアを搭載した中小企業やISP向けのセキュリティアプライアンスを発売した。

» 2009年03月09日 12時20分 公開
[ITmedia]

 クラスキャットは3月9日、中小企業および中小規模インターネットサービスプロバイダ(ISP)向けのセキュリティアプライアンスを発売した。総務省のスパム対策ガイドラインに準拠した運用に対応する。

 同製品は、送信ドメイン認証や25番ポートブロック機能を搭載するセンドメールのスパム対策ソフトウェアを搭載したもの。メールゲートウェイシステム「Mailstream Switch MTA」、セキュリティ管理システム「Mailstream Manager/Sendmail Anti-Spam」、送信ドメイン認証および25番ポートブロックの設定ファイル、テンプレートで構成される。

 ハードウェアは、IBMのSystem xまたはBladeCenterを利用できる。中小企業向けには250/500/1000ユーザー環境対応の3モデルをラインアップ。ISP向けでは1万ユーザー以上の環境に対応し、メールトラフィックの制御アプライアンスをセットで提供。オプションとしてユーザー単位でのスパム隔離/管理機能も用意する。

 価格は応相談で、日本IBMの販売代理店経由で提供する。同社では初年度1000システムの販売を見込む。

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