スマートフォンなども管理下に、日立ソフトが秘文の最新版ファイル単位の情報管理も

日立ソフトはデータ暗号化ソフト「秘文」の最新版を発売。対応デバイスを大幅に拡充した。

» 2009年05月07日 17時55分 公開
[ITmedia]

 日立ソフトウェアエンジニアリングは5月7日、データ暗号化/管理ソフトウェアの最新版「秘文 Ver.9.0」を6月30日に発売すると発表した。対応デバイスを大幅に拡充した。

 最新版では、データの持ち出しを制御する「秘文AE Information Fortress」機能で対応デバイスを大幅に拡充。従来の外付けHDDやCD/DVDに加え、Bluetoothや無線LAN、赤外線を利用したデータ転送や、スマートフォンなどへの出力を制御できるようにした。また、許可したUSBメモリ以外の機器の接続を禁止する機能も追加している。

 併せて2種類の関連製品「秘文AE ContentsFilter」「秘文AE Optical Disc Encryption」も発売する。秘文AE ContentsFilterでは、ファイル単位で上長が事前に機密性を確認して許可したデータだけを持ち出せるようにする。秘文AE Optical Disc Encryptionでは、CDやDVD、ブルーレイディスクへ書き込みするデータを暗号化し、対象ファイル名をログとして取得できる。

 価格は、秘文AE Optical Disc EncryptionがPC1台あたり4200円、秘文AE ContentsFilterが同3150円となっている。

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