Windows Embedded CE搭載のウェアラブルPC「Golden-i」登場重さ85グラム

KopinがTech・Edで発表した「Golden-i」は、ワイヤレスで接続したPCやスマートフォンの画面を仮想ディスプレイに表示し、それらのデバイスを音声でコントロールできるヘッドセット型デバイスだ。

» 2009年05月12日 12時29分 公開
[ITmedia]

 小型ディスプレイメーカーの米Kopinは5月11日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催のTech・Edカンファレンスにおいて、Microsoft Windows Embedded CE 6.0 R2搭載の小型ヘッドマウントデバイス「Golden-i」のコンセプトモデルを発表した。

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 Golden-iはBluetooth、Wi-Fi、携帯ネットワーク経由でPCやスマートフォンといったホスト端末にアクセスし、ホスト端末の画面をカラーの仮想15インチディスプレイ(解像度は720×480ピクセル)に表示する。また音声によりリモートでPCを起動し、アプリケーションを利用できるという。

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 Texas Instruments(TI)のOMAPプロセッサを搭載し、リチウムイオン充電池で約8時間使用できるという。mini USBポートと32Gバイトまで拡張可能なMicroSDスロットを備える。重量は約85グラム。

 同社はGolden-iを2010年に製品化する見通し。

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