Sun、オンラインストア「Java Store」をプライベートβでスタート開発者と8億人のユーザーを結ぶ

シュワルツ社長兼CEOが予告していたJavaアプリのオンラインストアがJavaOneで発表された。まだプライベートβで価格設定などの詳細は不明。

» 2009年06月03日 08時16分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは6月2日、サンフランシスコで開催の「2009 JavaOne」で、オンラインストア「Java Store」の概要を発表した。プライベートβプログラムが既にスタートしており、年内に全米のユーザー向けに公開する予定。

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 Java StoreはJava Platform Standard Edition(Java SE)およびJavaFXベースのアプリケーションのマーケットプレイス。開発者が「Java Warehouse」に登録したアプリケーションをSunが審査し、Java Storeで販売する。

 Java Storeはそれ自体がJavaFXで構築されており、Java Runtime Environment(JRE)を通じてエンドユーザーに自動的に提供される。8億人以上のJavaデスクトップアプリのユーザーは、Java Storeで簡単かつ安全にJavaアプリを探し、購入できるという。アプリケーションは、Java Storeからドラッグ&ドロップするだけでインストールできる。

 Java Warehouseは開発者がJava Storeで提供するアプリケーションを登録する“倉庫”で、ここに登録されたアプリケーションをSunが審査し、認定したものをJava Storeで提供する。Java Storeではデスクトップ向けアプリケーションを中心に扱うが、開発者はJava Warehouseをモバイル向けやテレビ向けアプリケーションを登録することもできる。アプリケーションの販売価格などの条件については明らかにされていない。

 現在Java Storeからはゲームの「RuneScape」やTwitterクライアントの「Twitter FX」などがダウンロードできるようだが、プライベートβに参加できるのは米国在住者のみ。

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