ロシア、韓国、マレーシアの公的研究機関が「Open Cirrus」に加入する。
米Hewlett-Packard(HP)、米Intel、米Yahoo!は6月8日、共同で運営しているクラウド検証プロジェクト「Open Cirrus」に、3つの組織が新たに加入したことを発表した。
Open Cirrusは2008年7月に3社が設立したクラウドコンピューティングのテスト環境。これまでシンガポールの情報通信開発庁(IDA)、米イリノイ大学アーバナシャンペーン校、独カールスルーエ工科大学が参加し、これら3組織と、HP Labs、Intel Research、Yahoo! Researchが所有する計6カ所のデータセンターを利用して共同研究を進めてきた。現在50以上の研究プロジェクトがクラウド上で進行している。
今回加入するのは、ロシア科学アカデミー(RAN)、韓国電子通信研究院(ETRI)、マレーシアマイクロ電子システム研究所(MIMOS)の3組織。それぞれの参加により、テスト環境を提供するデータセンターが9カ所に拡大し、ツールやベストプラクティスが追加されるという。
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