「Browser for the Better」サイトからIE 8がダウンロードされるごとに、MicrosoftがFeeding Americaに朝食8食分を寄付する。
米Microsoftは6月10日、米国内の貧困層に食料を配給する慈善団体Feeding Americaとともに、Internet Explorer(IE) 8のダウンロードキャンペーン「Browser for the Better」を開始したと発表した。キャンペーン専用サイトからIE 8が1回ダウンロードされるごとにMicrosoftがFeeding Americaに朝食8食分の代金に相当する1.15ドルを寄付する。このキャンペーンは8月8日に終了する。
米国では1700万人以上の子供が公立学校で無料または割安の朝食と昼食を与えられているが、夏休み期間中はこのプログラムが中断される。MicrosoftとFeeding Americaはこの期間に子供たちに食料を提供する目的でこのキャンペーンを開催するという。
Microsoftは同日、ニューヨークとサンフランシスコでアーティストが缶詰を使ったアート(ニューヨークはエンパイアステートビル、サンフランシスコはゴールデンゲートブリッジ)を創作するパフォーマンスを行う。アートに使われた缶詰はFeeding America所属団体に寄付される。またキャンペーンの一環として、テレビ俳優ディーン・ケイン出演のIE 8紹介ビデオを公開した。
IE 8は3月に公開されたMicrosoftの最新Webブラウザ。米調査会社Net Applicationsの5月のWebブラウザシェア調査によると、IE 8のシェアは前月比3.7ポイント増の7.6%で、IE 7、Firefox 3.0、IE 6に続く4位だった。
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