NetIQ、システム管理製品の新版を発売

NetIQは7月23日、システム管理製品の最新版「AppManager Performance Profiler バージョン 4.1.2J」の提供を開始した。

» 2009年07月23日 11時00分 公開
[ITmedia]

 NetIQは7月23日、システム管理製品「AppManager Performance Profiler(AMPP)」の最新版の提供を開始した。

 同日に提供を開始したのは「AMPP バージョン 4.1.2J」。OSやアプリケーションなどの稼働特性を学習し、異常を検知するのが特徴。瞬間値としきい値を比較して異常を判断する方式に比べて、サービスレベルの向上が図れる。

 稼働特性をつかむために集めたデータは、ワークロードリポートとして出力できる。CPU、メモリ、ディスク、ネットワークにどの程度負荷がかかるかを確認することで、負荷をほかのマシンに移したり、ハードウェアの導入を検討したりできる。

 Windows、UNIX、LinuxのOS、SQL Server、Oracle、Exchange、IISなどのアプリケーションの稼働特性を学習するほか、最新版ではWebアプリケーションの応答状況も学習できるようになった。

 AMPPは、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークなど基本項目、アプリケーションなどの応答や動作状況を学習し、通常の動作範囲を決める。この範囲と現在の状況を比較することで、異常を検知できる。異常が発生しそうな場合は、アラートで警告を出すことも可能。アプリケーションの応答が遅い場合は、CPUなどの基本項目のデータと照らし合わせることで、サービスレベルを低下させている因子を確認できる。

 AMPPの利用には、専用のソフトウェア「AppManager」およびOSやアプリケーション用のテンプレートライセンスが別途必要。テンプレートの価格は、Windows OSテンプレートおよびUNIX OSテンプレートが1サーバ当たり6万4000円。

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