「GarageBand 5.1」ではcookieの受け入れにまつわるセキュリティ問題を解決した。
米Appleは8月3日、音楽制作ソフト「GarageBand」のセキュリティ問題に対処するアップデート版をリリースした。Mac OS X v10.5.7が対象となる。
Appleのアドバイザリーによると、GarageBandにはcookieの受け入れにまつわるセキュリティ問題があった。同社のWebブラウザ「Safari」は、ユーザーが閲覧しているサイトのcookieのみをデフォルトで受け入れる設定になっているが、GarageBandを開くとこれが変更され、常にcookieを受け入れる設定になってしまう。これにより、サードパーティーや広告主がユーザーのWeb上の行動を追跡できる状態になる。
アップデート版の「GarageBand 5.1」ではSafariの設定が変わらないようにしてこの問題に対処した。旧バージョンを利用している場合は、Safariでcookieの受け入れの設定を確認してほしいと促している。
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