Microsoft、Web開発者支援プログラム「Microsoft WebsiteSpark」を発表Web開発アプリが3年間無料

WebsiteSparkに参加すると、Visual StudioやWindows Web Serverなどが3年間無料で利用できるほか、MicrosoftのマーケットプレイスでWebアプリを販売できる。

» 2009年09月25日 07時52分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月24日、Web開発者や小規模のWeb開発企業を支援するプログラム「Microsoft WebsiteSpark」を発表した。

 WebsiteSparkは、MicrosoftのWeb開発関連のアプリケーションやサービスを3年間無料で提供し、テクニカルサポートやこの秋立ち上げるマーケットプレイスなどによるマーケティング支援も行う。同プログラムで無料で提供するのは以下の6製品。サーバソフトウェアは開発と製品配布の両方に利用できる。

  • Visual Studio 2008 Professional Edition(3ライセンス)
  • Expression Studio 3(1ライセンス)
  • Expression Web 3(2ライセンス)
  • Windows Web Server 2008(4プロセッサライセンス)
  • SQL Server 2008 Web Edition (4プロセッサライセンス)
  • DotNetPanelのコントロールパネル

 WebsiteSparkの参加条件は、WebサイトおよびWebアプリケーションの構築を第三者から請け負って行っている会社または個人で、会社の場合は従業員数が10人未満であること。同プログラムの参加費用は無料だが、プログラム退会時に100ドルの支払いが求められる。

 3年間のプログラム終了後、アプリケーションを利用し続ける場合の料金は年額999ドルになる。ただし、この料金でのサーバ製品は製品配布にのみ利用できるものとなる。また、サーバライセンスのみを購入したい場合は、Windows Web ServerとSQL Server 2008 Web Editionを1プロセッサライセンス当たり年額199ドルで購入できる。

 Microsoftは同日、Microsoft Web Platform構想の一環として、Webアプリケーションのインストール簡易化ツール「Web Platform Installer 2.0」を公開した。WordPressSugarCRM、Umbracoなど、ASP.NETまたはPHPで開発されたオープンソースのWebアプリケーションが対象。

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