――先ほどのガチャガチャの話もそうですが、“だれがやっても面白い”発想はどこから出てくるんでしょう?
林 思いついて、やってみるんだけど「こりゃダメだ」っていうのも多いですよ(笑)。
有馬 面白いけど、辛いだろうなあっていう企画もありますよね。「極寒の地で寝てみる」とか、「えんえんと、穴を掘る」とか。
林 穴掘るだけは、辛かった。
有馬 そのあと、テレビの「ナニコレ珍百景」で、まったく同じ“穴掘り大会”をやってましたね。
林 あの番組、DPZに近いよね。
有馬 パクり? って思っちゃうくらい、近い。
林 DPZの場合、“だれがやっても面白いだろ”と思って企画します。でもテレビではタレントを使う。似た企画がテレビで放送されると「タレントを使わないと面白くならない程度の企画だったのかな」と落ち込みます。
――変わったところでは風邪でお休みメールジェネレータとか、好きです。
林 ああいうの、得意なんです。もっとブラッシュアップして、だれでも面白い記事が書けるシステムにできないかな、なんて思います。
――浜崎あゆみの歌詞ジェネレータ、とかも作れそうですね。
有馬 ハーレクイン小説ジェネレータもいける(笑)。
林 お詫びのメールジェネレータも作ったんですけど、公開できない(笑)。相手を怒らせちゃうとまずいので。
ニフティが運営するライブハウス、TOKYO CULTURE CULTUREで行われた当日の取材。ココを選んだ理由を聞くと「いやあ(ニフティのオフィスがある)大森には何もないので、呼びつけるなんておこがましくて……」と、どこまでも謙虚な林さん。「ネットでヘンなことをやってる人が、イベントとかで使ってくれるといいと思います。すごく簡単な申し込みフォームがあるので、ぜひ」とのことでした!
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.