シマンテックは、バックアップソフトの最新版「Backup Exec System Recovery 2010」を発売した。Windows Server 2008 R2やWindows 7、仮想化環境など広範なプラットフォームをサポートしている。
シマンテックは11月4日、中堅および中小企業向けバックアップ/リカバリ製品の最新版となる「Backup Exec System Recovery 2010」を発売した。最新のWinodws製品や仮想化環境など広範なプラットフォームをサポートしている。
新製品では、これまでオプションで提供していたイメージデータ単位や個別のファイル単位でバックアップができる「Granular Recovery」を標準機能として搭載した。これにより、ファイルサーバやPC、仮想化サーバ、アプリケーションサーバなどにおいて、必要とするデータのみを短時間にリストアできるようになる。また、バックアップデータをディスクストレージやデバイスに保存でき、事業継続性などの点で重要データを遠隔サイトや二次的なディスクデバイスに保管できる。
サポートプラットフォームでは、マイクロソフトのWindows 7、Microsoft Exchange 2010、Microsoft Windows Server 2008 R2に対応。仮想化環境では、VMware vSphere 4.0、Microsoft Hyper-V Server 2008 R2、Citrix XenServer 5.xなどをサポートした。年末までにはLinux系OSをサポートする「Linux Edition」も投入する。
価格は、Server Editionが15万3800円、Basic EditionとWindows Small Business Server Editionが9万7200円、Desktop Editionが1万2200円となっている。
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