iPhone 3GSは発売後1週間で160万台売れたが、DROIDは米国のみでの発売であることを考慮すれば好調といえる。
米モバイル市場調査会社Flurryによると、Motorola製Android 2.0搭載スマートフォン「DROID」の発売1週間の販売台数は25万台になるという。同社のマーケティング担当副社長ピーター・ファラーゴ氏が11月16日、公式ブログで調査結果を発表した。11月6日にDROIDを発売した米Verizon Wirelessは、販売台数を発表していない。
Flurryは1万本以上のモバイルアプリの利用状況を測定することにより、市場に出ているiPhoneおよびAndroid携帯の3分の2で稼働するアプリを追跡している。同社はこのシステムを使って発売後1週間のDROIDの販売台数を見積もり、AppleがiPhone 3GS発売の際に正式に発表した販売台数に基づいてデータを調整した。その結果、AppleのiPhone 3GS、T-Mobileが8月に発売した「myTouch 3G」、DROIDの1週間後の販売台数は以下の表の通りになった。
iPhone 3GSは8カ国での発売で既に第三世代でもあり、一方のDROIDは米国でのみの発売で第一世代であることなどを考えると、DROIDの25万台販売というのは力強い結果といえるとファラーゴ氏は分析する。またAndroid携帯としてはこれまでで最も初速が良かったという。
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