Samsungが独自のモバイルプラットフォーム「bada」を搭載した初のスマートフォン「Wave」を発表した。
韓国のSamsung Electronicsは2月15日、バルセロナで開催のMobile World Congressにおいて、新スマートフォン「Samsung Wave(S8500)」を発表した。オーストラリアで2010年半ばに発売の予定で、価格は明らかにされていない。
WaveはSamsungが2009年11月に発表した独自モバイルプラットフォーム「bada」を搭載する初のスマートフォンとなる。ホームページ編集機能「TouchWiz 3.0」およびメールやソーシャルサービスの統合機能「Social Hub」で、メールやSNSに簡単にアクセスできるとしている。
また、3.3インチ(解像度800×480)のディスプレイに「Super AMOLED(有機EL)」を採用した。Samsungの液晶テレビ向け技術「mDNIe」により、一般の有機ELディスプレイより明るく鮮明で反射が少ないという。
500万画素のカメラ、2Gバイトあるいは8Gバイトの内蔵メモリと32Gバイトまで対応のmicroSDスロットを搭載。ネットワークはGSM/GPRS/EDGEおよびWCDMA/HSPA、IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth 3.0に対応する。サイズは118×56×11ミリ。
Samsungはbadaプラットフォーム向けのアプリストア「Samsung Apps」を計画しており、Waveでは同アプリストアからさまざまなアプリをダウンロード・インストールできるようになるという。Samsung Appsは、Waveの発売に合わせて開設される予定だ。
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