SNSで生年月日を公表したり、子供の写真を投稿したりしているユーザーが多いことが、米消費者情報誌の調査で判明した。
米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」は、米国の成人を対象にSNSの利用動向調査を実施した結果を発表した。SNSで自分や家族の情報を公表し過ぎてしまうユーザーが多数いると報告した。
SNSで生年月日を公表しているユーザーは全体の38%だった。米最大手のFacebookユーザーに限ると42%に上った。子供がいるユーザーのうち、45%が子供の写真を投稿したことがあり、自分の住所を公表しているユーザーも8%いた。
SNSがユーザー保護のために提供しているプライバシーコントロール機能を使ったことがないという人も多く、Facebookユーザーの23%は、サイトにプライバシーコントロール機能があることを知らない、または使っていないと答えた。
SNSでマルウェア感染、詐欺、嫌がらせなどを経験した世帯は過去1年で510万世帯に上り、過去1年で180万台のコンピュータが、SNSを通じて入手したアプリケーションからマルウェアなどに感染したと試算している。
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