Firefoxの同期サービス「Weave Sync」が「Firefox Sync」として正式版に昇格。将来的にはFirefoxの1機能として組み込まれる。
Mozilla Labsは6月1日(現地時間)、Firefoxの同期サービス「Weave Sync」の名称を「Firefox Sync」と改め、正式版のアドオンとしてリリースしたと発表した。「Firefox Sync 1.3」は、Firefox向けアドオンのページからダウンロードできる。
同サービスは現在はアドオンとして提供しているが、Firefoxの今後のメジャーアップデートでFirefoxの機能として統合する計画という。
Firefox Syncは、FirefoxのユーザーがMozillaのサーバに設定データをアップロードしておくことで、複数のデバイスで共通のWebブラウザ環境を利用できるサービス。同期できるのは、ブックマーク、パスワード、履歴、開いているタブなど。サーバに保存されるデータは暗号化されるため、安全だという。最新版へのアップデートでサインアップと設定プロセスを簡易化したほか、15カ国語に対応(ただし日本語には非対応)した。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.