大阪ガスは、各事業部が管理するデータを一元的に管理し、組織横断型のデータ活用を推進するためにOracle Exadataの採用を決めた。
近畿2府4県で約700万戸の顧客にガス、LPG、電力などのライフラインを供給している大阪ガスは、全社共通のデータ活用基盤にOracleのデータウェアハウス(DWH)アプライアンス「Oracle Exadata Version 2」を採用した。オージス総研と日本オラクルが7月20日に明らかにしたもの。
Exadataは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)やファーストリテイリングなども採用するDWHアプライアンス。基幹システムにOracle製品を利用しているユーザーがDWHを構築する際に有力な選択肢として名が挙がることが多い。大阪ガスもOracle製品を数多く採用しているが、意思決定の迅速化やデータ活用の強化を目的に今回の導入を決めた。Exadataの導入により、各事業部が管理する過去のデータを一元的に管理し、組織横断型のデータ活用を推進していく姿勢。
なお、カットオーバーの時期や導入規模は明らかにしていない。
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