そのマスターは信用できるのか――高齢者不在問題を考えるオルタナブログ通信(4/4 ページ)

» 2010年08月13日 16時46分 公開
[森川拓男,ITmedia]
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制服を着ているからといって本当に警察なの?

 最近話題の朝活。オルタナブロガーでも、永井孝尚氏がメインとなって、『朝カフェ次世代研究会』(以下、朝カフェ)が定期的に開催されている。

 今回の朝カフェでは、新倉茂彦氏「新倉茂彦の情報セキュリティAtoZ」の昨日の夜に開催した朝カフェで『狙う側から考える「目から鱗」のセキュリティ視点〜自分で出来るワンポイントとは〜』 のお話をさせて頂きました(資料あり)にあるように、新倉茂彦氏によるセキュリティに関する講演が行われた。エントリーにも資料が掲載されているので、興味のある方は見てほしい。

 筆者が注目したのは、永井千佳氏の制服を着ているからといって本当に警察なの? 第8回朝カフェ次世代研究会より(その1)で取り上げられた内容だ。古今東西いろいろな犯罪が行われた中で、偽警官によるものは数多い。確かに、いちいち「警察手帳を見せて」と言って見せてもらうこともないし、そもそも本物の警察手帳を見たことがないのだから、それが偽物か本物かの判断を一瞬でするのは難しい。続いてまとめられた銃がある家に遊びに行くことよりプールがある家に遊びに行くことのほうが実は危険だという話 第8回朝カフェ次世代研究会より(その2)も、非常に含蓄のある話だと思った。当たり前と言えばそれまでなのだが、意外と見落としがちな点だ。

 また、荻澤篤志氏「赤狐がめぐる冒険」の朝カフェ第8回『狙う側から考える「目から鱗」のセキュリティ視点』に参加してでは、「スポット的な内容ではなく、セキュリティを考える上での心構えやポイントといったお話だった」ともあり、有意義な講演だったことがうかがえた。

GIGAZINE編集長山崎さんの気持ちなんか分かるんだよね…

 自分として一番衝撃的だったのは、GIGAZINEという日本の影響力のあるブログとして「第1位」の編集部でさえ、GIGAZINEで働きたかったわけではなく、どこでも金さえもらえれば良かった人材が集まってしまった…という点。

 GIGAZINE編集長山崎さんの気持ちなんか分かるんだよね…:平凡でもフルーツでもなく、、、


 最後に紹介したいのが、GIGAZINEの話題だ。まずはオルタナブロガーの反応を見ていただこう。

 佐々木康彦氏の冒頭の言葉には考えさせられた。小俣光之氏が書いたように、「仕事もプライベートも分け隔てなく、みんなで良い仕事をしよう!」というGIGAZINE編集長の思いと従業員の気持ちは裏腹だったわけだ。

 どの業界でも、人材確保は難しい問題だ。山口陽平氏が指摘するように、「プライベートを巻き込んで仕事したいと思わせるならば、例えば家族や健康の問題が発生した際に「会社」のリソースで全面的に支援することを実績で見せない限りは誰も付いていかない」のかもしれない。

 社員として囲うか、契約で採用するか――。GIGAZINEの話題から見えてくるのは、現代の雇用情勢と、雇用する側される側の考え方のかい離なのかもしれない。

 以上、7月29日〜8月4日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、幾つか紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーも読んでほしい。

 オルタナティブ・ブログの新着は新着エントリー一覧で簡単にチェックできる。フィード配信もされているので、リーダーなどを活用すればいい。iPhoneやiPadなどを使えば、外出先からでも効率的にチェックできるはずだ。

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 オルタナティブ・ブログから、ITの今を知る新たな発見があるはずだ。

修正履歴 文中てにをはを誤った部分がありました。お詫びして修正いたします。2010年8月15日13:00

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