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» 2010年09月03日 17時00分 公開

進化する図書館オルタナブログ通信(3/3 ページ)

[森川拓男,ITmedia]
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誤投稿事件に見る、アカウント使い分けの危険度

 マルチアカウント切り替え機能は便利ですし、それが必要な方も多いとは思います。ですが、アカウント切り替えは誤投稿のリスクがあると常に意識し、属性がかけ離れたアカウントの併用は極力避けるべきだと強く感じました。

 Twitter公式アカウント "まいんちゃんと"誤爆事件に見る、アカウント使い分けの危険度:坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング


 Twitterは、ビジネスにとって便利なツールである。坂本史郎氏「坂本史郎の【朝メール】より」のTwitterでお客様との親近感が増した実ケースでは、その好例が紹介されている。ツイートされた顧客のなげきをTwitterを通じて知った坂本史郎氏がダイレクトメッセージでコンタクトを取ったところ、誤解が解け、さらに製品の正式発注に至ったというのだ。Twitterに限らず、マイナスの状況にどう対応するかの1つの例として、参考にするといいだろう。

 しかし、Twitterは便利なばかりではない。その便利さが仇となってしまうケースもある。それが、坂本英樹氏「坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング」のTwitter公式アカウント "まいんちゃんと"誤爆事件に見る、アカウント使い分けの危険度で紹介された事例だ。

 企業の公式アカウントでツイートされた「まいんちゃんと」という一文。その後、「毎日ちゃんと」と入力するのを間違えて途中で投稿してしまったという釈明がツイートされた。しかし、投稿された時間がNHKの番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」放送開始時間と合っていたことから、個人アカウントで書こうとしたツイートを、間違って仕事上の公式アカウントで書いてしまったのではないかと坂本氏は推測している。

 Twitterのマルチアカウント切り替えは便利である。筆者もFirefoxのアドオンを利用しており、アカウントの変更が簡単にできるので重宝している。

 しかし今回の件のように、企業の公式アカウントとなると話は別だ。坂本氏が指摘するように、「アカウント切り替えは誤投稿のリスクがあると常に意識し、属性がかけ離れたアカウントの併用は極力避けるべき」なのだ。誤投稿がきっかけで炎上したら、問題がややこしくなるに違いない。炎上こそしなくても、無用な誤解を与えるようなツイートにならないよう、公式アカウントは専用のクライアントから利用するなどのルールを決めておくべきではないだろうか。

ネットコミュニティの不思議と怖さ

 ブログを書く際に、自分が見て嫌だなというコメントがつくのを見たくないとしたら、自分自身が、他人が見て嫌だなと思われることを書かないこと。考えてみると、簡単なことなのかもしれません

 「良き読者は、去っていく」....ネットコミュニティの不思議と怖さ:永井孝尚のMM21


 永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の「良き読者は、去っていく」....ネットコミュニティの不思議と怖さの中で、「ブロガーとして、常に肝に銘じておきたい言葉」として紹介されたのが、田坂広志氏の「良き読者は、去っていく。」という一言だ。なかなか考えさせられる言葉だ。

 筆者はパソコン通信時代から、さまざまなコミュニティを見たり参加してきた。そもそも、パソコン通信は文字だけなのだからいろいろな人になりきることができるだろうなぁと、半ば変身願望も合わせ持ちながら始めたものだった。しかし、現実は違った。

 岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」の通信事業者の自分が言うのもなんですが、なにより人とやり取りをする前に一度会ってみなきゃ判らんでしょ?という事では、「実際に会ってその人との距離感や関係を理解できる部分というのは、例えば文字なり音なりで理解できる部分とはやはり違う」と書かれている。だがしかし、ネット上の文字列からでも、意外と人柄がにじみ出ているようだ。ほかの人になりきったつもりでも、案外素の自分が出ていたりして、オフ会で初めて対面した人とも初めてじゃないくらい盛り上がったものだった。

 一方、実際には合うこともなく、ネット上のみでコミュニケーションを取る人もいる。いや、ネット関連の知り合いならば、リアルに会ったことのない人の方が多いだろう。ネットのコミュニティには新たに来る人もいれば、去る人もいる。残った人はどういう人か――永井氏が指摘してくれた点を、自戒を込めて見直してみたい。

 以上、8月19〜25日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものを紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ほかのエントリーにも目を通してほしい。

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