Adobeをかたる詐欺メールが流通、「クリックせずに削除を」と注意喚起

Adobe Readerの新バージョンが入手できると称し、ダウンロードを促す内容の詐欺メールが出回っているという。

» 2010年09月14日 08時03分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは9月13日のブログで、同社の名をかたってAdobe Readerの新バージョンが入手できると称し、ダウンロードを促す内容の詐欺メールが出回っているとして、注意を呼び掛けた。

 Adobeによれば、問題のメールの多くは「Adobe Acrobat Reader Support」の署名が入っており、受信者にユーザー登録や個人情報の提供を求めるものもあるという。しかしこのメールはAdobeが送っているものではないと同社は強調している。

 Adobe Readerは同社サイトのダウンロードページから無料で提供しているが、電子メールなどを通じて提供することはないという。もしもこの手のメールを受け取った場合は直ちに削除し、リンクなどをクリックしてはいけないと忠告している。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

過去のセキュリティニュース一覧はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ