プロモーションが早く始まったこともあり、米国のオンライン年末商戦は予想よりも好調という。
米国のオンライン年末商戦は、2009年よりも10%以上売り上げが伸びる見通しだ。調査会社comScoreが明らかにした。
同社によれば、年末商戦期(11〜12月)の最初の21日間で、オンラインショッピング(オークション、旅行除く)の支出額は前年同期比13%増の90億1000万ドルとなっている。11〜12月全期間の支出額は、前年比11%増の324億ドルに達する見通しだ。前年は4%の伸び率だった。
オンライン年末商戦の滑り出しは上々で、これまでの予測を上回ると同社は述べている。「高い失業率など経済的な懸念はあるが、消費者は去年よりも年末商戦の買い物に積極的なようだ」と同社は語り、小売業者の積極的なプロモーションが早く始まったことも一因としている。
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