Motorolaの分社化が完了し、消費者向けスマートフォンやタブレットを扱うMotorola Mobilityと企業向けソリューションのMotorola SolutionsがNYSEに上場した。
米Motorolaの分社化が予告通り1月4日(現地時間)に完了し、Motorola Mobility Holdings(ティッカーシンボルはMMI)とMotorola Solutions(ティッカーシンボルはMSI)がニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。
Motorola Mobilityは消費者向けのスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末、セットトップボックス(STB)、クラウドベースのコンテンツサービスなどを提供する。会長兼CEOにはMotorolaの共同CEOだったサンジェイ・ジャ氏が就任し、約2万人の従業員を率いる。同社は6日から開催の「2011 International CES」でAndroid搭載のタブレットを発表する予定だ。
Motorola Solutionsは企業や政府などを対象に、コミュニケーションソリューションやネットワークインフラ、STBなどの製造、販売、サービス提供を行う。同社の社長兼CEOには、Motorolaの共同CEOだったグレッグ・ブラウン氏が就任した。
同日のNYSEでは、Motorola MobilityのジャCEOがオープニングの、Motorola SolutionsのブラウンCEOがクロージングのベルを鳴らした。
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