モハベ砂漠に建設中の発電所は、完成すれば14万世帯をまかなえるクリーン電力を供給できる見込みだ。
米Googleは4月11日(現地時間)、米BrightSource Energyがカリフォルニア州のモハベ砂漠に建設中の太陽熱発電所に1億6800万ドルを出資したと発表した。
Ivanpah Solar Electric Generating System(ISEGS)と名付けられたこの発電所は、2010年10月に着工しており、2013年中に完成の予定だ。完成すれば、14万世帯をまかなえる392Mワットの発電が可能になる。発電所は25年以上稼働する見込みで、この間に9万台以上の自動車を削減するのと同等の省エネルギー効果を生み出すという。
同プロジェクトには米エネルギー省が16億ドル融資するほか、米NRG Solarが3億ドル出資する。
Googleは、今回の出資は同社のクリーンエネルギーへの投資としては過去最大規模で、同分野への投資額は総額で2億5000万ドルを超えたとしている。
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