Mozilla、Firefoxのリリースサイクルを変更 「Aurora」チャンネルを追加

リリースサイクルの短縮を目的に、「Nightly」と「Beta」の間に「Aurora」チャンネルを追加し、Firefox 5のAurora版をリリースした。

» 2011年04月14日 10時58分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 Mozillaは4月13日(現地時間)、Firefoxのリリースサイクルを変更すると発表した。リリースサイクルの短縮を目的に、新たに「Aurora」チャンネルを追加する。

 従来のFirefoxのリリースは、テストが完了していない「Nightly」チャンネル、安定性を高めた「Firefox Beta」チャンネルを経て正式版が「Firefox Final Release」チャンネルから配布されるというプロセスだった。

 NightlyとBetaの間には大きな開きがあったため、この間に新たにAuroraチャンネルを追加することで、より広いユーザーにダウンロードと評価を促す。

 各チャンネルのFirefoxにはそれぞれ違うアイコンが用意されており、ダウンロードしたユーザーは自分がどのチャンネルのFirefoxを使っているかを確認できるようになった。

 aurora

 最初のAurora版となるFirefox 5(firefox-5.0a2.en-US.win32.installer.exe)は、4月12日にFUTURE OF FIREFOXページで公開された。Mozillaの開発仕様によると、Firefox 5は5週間後の5月17日にβに移行し、さらに5週間後の6月21日に正式版リリースとなる見込みだ。

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