日立ソリューションズが金融機関向けGISを発売、営業戦略の立案を支援

日立ソリューションズは、金融機関での営業活動を支援する「金融機関向け地図情報システム」を発売する。

» 2011年05月24日 15時20分 公開
[國谷武史,ITmedia]

 日立ソリューションズは5月24日、「金融機関向け地図情報システム」を8月1日に発売すると発表した。製品の出荷開始は10月1日からで、価格は個別見積りとなる。

 新製品は、顧客情報や外部企業の情報、エリア別統計情報を地図データ上に展開し、ユーザーが必要とするさまざまな形でビジュアル的に表示するシステム。地理情報システム(GIS)製品の「GeoMation」をベースにした「顧客位置情報表示機能」と「統計分析機能」で構成され、本部または営業店からWebブラウザ経由で本システムへアクセスして利用する形となる。

 システムでは、営業活動に関わる情報を視覚的・統計的に把握でき、訪問計画やエリアマネジメントといった営業活動の立案、営業店やエリア別に目標を設定したエリアマーケティングなどが可能になる。例えば、訪問予定の顧客とその近辺の見込み客の位置や最適な訪問ルートを地図上に表示する。

 日立ソリューションズでは営業支援システムの導入・更新を検討する金融機関での利用を見込む。今後はクラウド環境やモバイルへの対応も予定している。

システム構成

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ