SophosのSMB向け製品にセキュリティ問題の可能性

「Sophos Anti-Virus」と「Sophos Endpoint Security and Control」の一部でセキュリティ問題が発生する可能性があるという。

» 2011年06月24日 16時25分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 英Sophosは、同社のスモールビジネス(SMB)向け製品を実行しているコンピュータの一部で、セキュリティに影響する可能性のある問題が見つかったことを明らかにした。

 同社の6月23日のブログによると、この問題は「Sophos Anti-Virus」「Sophos Endpoint Security and Control」を実行しているコンピュータの一部で発生する恐れがある。影響を受けるのは、(1)32ビット版のWindows 2000/XP/Server 2003を搭載、(2)2011年6月2〜10日の間にマルウェアやPUAが検出され、クリーンアップが実行された、(3)6月10日以降、再起動していない――という条件をすべて満たすコンピュータのみだという。

 同社は「この問題はごく少数しか報告されていない」としながらも、問題の性質上、Sophos Enterprise ConsoleやSophos Control Centreでは報告されないため、ユーザーの側でチェックしてほしいと呼び掛けている。

 影響を受けるコンピュータは、Sophos Anti-VirusとSophos Endpoint Security and Controlのインタフェースで、アクセススキャンが無効と表示されるという。

 同社はWebサイトを通じてこの問題を発見・解決するためのツールを提供している。

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