国際航業HD、グループ9社のERPシステムを共通化導入事例

国際航業ホールディングス(HD)は、グループ9社の基幹業務システムを富士通システムソリューションズの「WebSERVE smart ソリューション」に刷新した。

» 2011年07月25日 12時51分 公開
[ITmedia]

 富士通と富士通システムソリューションズ(Fsol)は7月25日、国際航業ホールディングスでの基幹業務システムの刷新に伴って、Fsolの統合型ERP「WebSERVE smart ソリューション」が採用されたと発表した。国際航業ホールディングスではグループ9社の基幹業務システムを一元化した。

 刷新されたシステムは、WebSERVE smart ソリューションのプロジェクト管理、債権・債務管理、予算管理などの機能で個別の原価管理ができる「WebSERVE smart 建設」を中核にして、「GLOVIA smart 会計」「GLOVIA smart 人事給与 SE」「GLOVIA smart ワークフロー」を連携させた。基幹業務を一元化させることで、管理部門で行っていた物件管理や発注の業務などの一部作業を現場部門にも移行できるようになった。

 また国際航業グループは、事業継続性の強化を目的に、東京に設置しているシステムを兵庫県明石市のデータセンターに移行する。2011年度中に群馬県館林市のデータセンターと連携した運用環境を構築する予定。これらの施策により、今後10年間で20%のトータルコストの削減を見込んでいる。

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